面接を受ける時、保育士はどんな格好をしていくべき?
保育士さんの姿というと、動きやすい恰好にエプロンなどの恰好が多いです。
毎日子供たちと一緒に遊び、子供たちと一緒に生活していく中で、動きにくい格好をしているわけにはいきません。
保護者も保育士といえば可愛いエプロンとジャージなどを着ているイメージがあります。
しかし面接となればジャージで行くということはもちろんできず、面接の際にはその他職種の面接同様、一般的なマナーがありますし、やはり格好に気を使っていくべきです。
保育園の面接では何をみているのか
保育園の面接で最も重要な事は、清潔であり保育をする上で好ましい状態にあるかどうかという点です。
髪の毛がしっかりと束ねられていて、子どもを抱っこした時など顔にかかる事がないか、爪が切りそろえられていて子供たちを傷つけることがないか等も見られます。
お化粧がけばけばしいようでは困りますし、メイクなどを気にしている時間はありませんので清潔感があり薄いメイクの方が好まれるようです。
服装に関しては清潔感があるということが最も重要です。
スカートでもパンツでもいいのですが、紺や黒などのリクルートスーツ、また転職者という場合にはベージュなどの少し明るめの服装でもいいと思います。
ただブラウスなどがよれていたり汚れている、また靴が汚れている、バッグがくたくた・・・という状態ではやはりいい印象になりません。
髪の毛が長い人はしっかり束ねて、またヘアカラーでかなり茶髪という人は染め直していく方がいいと思います。
髪の毛に関しては面接の際にももちろんチェックされますが、保護者として髪の毛が茶色すぎる人に自分の子どもを預けるという気になりません。
やはり一般的にみて、社会人としてそれ相応の色に変えておくべきです。
面接の前について、面接室に入ってからについて
面接には絶対に遅れる事が無いように、早めに到着して他のところで時間を潰す位に考えていく方がいいと思います。
余裕をもって行動しても電車の遅延や事故などで遅れてしまうこともありますが、その場合には必ず一方入れておくことがマナーです。
会場に到着したら携帯、スマホの電源を切ります。
マナーモードにしているとバイブレーション機能だけ働くことがあり、面接中にかかってくると面接をしている方に常識がないと思われてしまうこともあります。
面接室に入る時にはノックをして面接官が「どうぞ」といってから「失礼します」と入室、ドアを両手でゆっくりとしめて(バタンなんて大きな音を出さないように)促された席に座ります。
そこから面接が始まるわけですが、面接の際の注意点として、聞かれたことにはきはきと大きな声で話をすることが大切です。
保育士は子どもさんをお預かりする立場ですから、子どもと一緒に過ごすときに小声では保育になりません。
面接官にはっきり聞こえるようにはきはきとお話しすることが求められますし、その様子を見て、保育士として子どもに接するよい点がみられるかどうかを判断されます。
面接ではない時でも気を抜かないで
面接のときだけしっかりして、面接前と面接後は気を抜いているということでは困ります。
近頃の面接では、面接する前から様子を見ていて、その様子によって雇用を決めるという所があるくらいです。
時には管理者、主任保育士などが掃除しながらその様子を見ていることもありますし、園庭に入ってきてから様子をずっと確認していることもあります。
いつなんどきでも保育園の先生としてにこやかに、しっかりとした対応ができるかどうか、二面性がないかどうか、相手をみて態度を変えるのではなく、誰にでも優しく丁寧に対応しているかどうか、常に自分へ問いかけながら面接を受け、終わりまで集中を切らさないようにしましょう。