男性保育士さんが多くなった今
昔は保育園の先生というと女性で、女の子たちからはいつかこんな保育園の先生になるんだなど憧れられることも多かったと思います。
現代は平成11年の児童福祉法改正によって保母さんという呼び名がなくなり、保育士という名称に統一されました。
男女雇用機会均等法改正等もあり、男性も女性も雇用に均等な機会を与えるという徹底されるようになり、保育の世界にも平等が求められました。
保育士という名称統一があってからは、男性保育士が非常に多くなり、メディアなどでも取り上げられたり、ドラマなどにも登場するなど活躍が広く知られるようになりました。
現に、今保育園に通うお子さんを持っている保護者の皆さんも、保育園で男性の保育士の姿をみていらっしゃると思いますし、頼りにされている所もあると思います。
男性保育士はやはり男性ならではの役割がある
仕事としては女性も男性もなく、お預かりしているお子さんを大切に保育するということが大切です。
しかしやはり男性と女性は持っている特性に違いがあり、男性は力が女性よりもありますし、女性は男性よりもきめ細やかな配慮などがあるといわれています。
園児から見ると女性保育士はママ、またお姉さんのような存在だと思いますし、男性保育士はパパ、お兄ちゃんのような存在に感じていると思います。
子どもたちは幼く、不安に思ったりすることも多々あると思いますが、男女両方の保育士がいるということは子どもたちが様々な状況でたよりどころがふえ、心の安定につながると考えることもできるでしょう。
また男性の保育士がいるということで、災害等が起った時頼りになるという声もあります。
小さいお子さんたちを連れて逃げる必要がある時、男性がいる事で例えばがれきをどかすときなどに役だってくれたり、水を運ぶなどの力仕事も女性より長けているので、安心度が高くなります。
男性、女性、両方が保育ということに責任とやりがいをもって、子供たちの成長に尽くすことが重要であり、またこの先、男性保育士がさらに多くなっていけば、男性保育士のやりがいやするべきことなども多くなっていくのでないでしょうか。