保育士になりたい人が学べる保育士養成校とはどういう学校?
保育士養成校は、保育士になりたい方が保育について学ぶ学校で、指定保育士養成施設といいます。
厚生労働大臣指定で保育士を要請する学校、その他の施設をさします。
これらの学校については、児童福祉法第18条の6第1号に規定されるものです。
この保育士養成校で学ぶことで所定の科目、課程を履修し卒業すれば同時に保育士の資格を取得できます。
保育士の国家試験を受けることなく、専門教育を受けて保育士になるための専門的知識を持っていることを認定されます。
保育士養成校はいろいろな学校がある
保育士養成校は様々な学校があり、通常4年制となる大学、2年制、3年制の短大、2年制、3年制の専門学校、その他、保育専門学院、福祉大学校、保育大学校等があります。
専修学校の中にも厚生労働大臣指定の学校があり、これは2年制です。
また働きながら保育士になりたいと考えている方が学ぶ夜間部を持った学校もあります。
一度社会に出て他の職業についたものの、やっぱり保育士になりたいと学校に行き直す方の場合、昼間働いて夜学校に行くという選択をされる方が多いからです。
この場合、大学は通常4年制、短大は2年制、3年制、専門学校は2年制、3年制があります。
人によってはいったん退職されて昼間の学校に通うという方もいますが、費用も掛かる事なので一般的にはやかんが多いようです。
社会人になってから、若しくは時間的に制約があり通学が難しいという場合、保育士資格取得のための通信制カリキュラムを受けられる学校もあります。
通信制の場合、スクーリング、保育実習が必要となってきますので、スクーリングの日には仕事などがあっても調整していかなければなりません。
通信制の場合も大学は4年制、短期大学の場合には最短2年となっています。
時間がなくて通えないという人も、保育士になるための勉強をこうした通信などでできるので、あきらめずに自分に合った方法を探すことが大切です。
通信制の場合、学校に行くのがスクーリングのみとなりますので、自宅などで継続的に勉強ができる人じゃないと途中で勉強しなくなるということもあります。
強い意思をもって、せっかく通信で費用をかけて学ぶのだから、最後まで勉強しなければと計画性をもって挑むことが必要でしょう。
子どもが少なくなっていても、ご両親ともに働いているというご家庭が多くなっているため、保育園の増設は特に都市部、急がれています。
特に都市部ではニュースなどで取り上げられている通り、待機児童問題は大きな問題となっています。
小さいお子さんがいるご家庭ではお母さんが働きに出たいと思っても受け入れ先がなければどうにもなりません。
待機児童問題を解決するためには、保育施設と保育士を増やすことが必須です。
保育士はこの先も、安定した職場を求められる可能性が高く、また一生の資格となり講習等も必要ないため、取得しておけば就職、転職にかなり有利になります。