横浜は保育士になると有利な事がかなりある
保育士が働く職場には、公立、私立がありますし、その他企業の保育所、病院の保育所、様々な保育所などが職場となりますが、地域によってお給料の違いもありますし、保育士として働きやすいかどうかという点でも違いがあります。
横浜は中華街やみなとみらいがあり、商業施設もたくさんあるけど、一方で緑も海もあり、何か都会でありながらもホッとする雰囲気を持っています。
そんな横浜では保育士として働く人たちに向けて、様々な支援や取組が行われています。
こうした取り組みは待機児童をゼロにしようという国の指針に沿ったものでもあり、また横浜で働く保育士が少しでも多くなってほしいということで行われているサービスです。
横浜で保育士になる事、それによって生活が楽になったり、スキルアップができるなど、メリットが多数あるといえます。
横浜市には資格取得、就業支援制度も実施されている
横浜市の場合、待機児童ゼロを目指す取り組みの中で、保育士を確保するということに力を入れています。
新しく保育士になる人材を得たいと、合同説明会、就職、転職に関するイベントなどを行い、積極的に就職を支援しているのが特徴です。
また就職先についての情報提供、マッチングなども幅広く行っているので、保育士になりたいという方が就職、転職しやすい状況を作っています。
これから先、保育士になるための資格取得に関しても、講座受講料補助、試験受講料補助などの制度もありますので、横浜市は保育士になる人の支援が熱い街なのです。
横浜に引っ越しをして保育士になる方にある支援
横浜という地を憧れの地としている人も多く、中には将来一人暮らしをするなら絶対に横浜がいいと思っている人もいます。
保育士の資格を取得された方の中でも、できれば横浜で社会人になりたい、転職して横浜で働きたいと願いを持っている人もいるでしょう。
ただ問題は保育士のお給料というのは生活を豊かに、余裕をもって過ごす事が出来るほどの高給ではないということがネックとなります。
初任給となれば通常、16万から18万位ですから、その中から家賃、光熱費、その他もろもろの費用を出すということも、生活が慣れるまで難しい事です。
家賃もそのほかの地方と比較して決して低いといえず、もちろん都心と比較すれば低くなりますが、それでも大きな負担です。
横浜という地に魅力を感じてもらっているのに、経済的な問題があって保育士として横浜で働くことが出来ない、これは待機児童問題をより一層深めてしまうかもしれません。
そこで横浜市は国の待機児童解消加速化プランに組み込まれている保育士宿舎借り上げ支援事業という新事業を先駆的に2015年からスタートさせています。
保育士宿舎借り上げ支援事業とは
保育士宿舎借り上げ支援事業というのは、国の待機児童解消加速化プランの一つで、職種全体の中でお給料が低いといわれている保育士が実家を離れて保育士になる場合、家賃の補助を行うことで、安定した生活をスタートしてほしいと始まったものです。
保育士宿舎借り上げ支援事業実施の事業主に新たに雇用される保育士が対象で、採用から5年間、補助を受けることができます。
事業者が横浜市内に借り上げた住宅に入居し、「横浜市に住民票」を移して暮らす人が対象となります。
これは、月額、賃借料と共催費用(管理費)、礼金や更新料などの費用を8万まで負担するというもの。
敷金は対象外となりますが、月額家賃の支払いを5年間補助してくれるというのは非常に大きな補助となるはずです。
5年の間に、一人暮らしをする際、どの位の費用でどんなふうにお金を使っていけばいいのかという算段が付くようになりますし、貯蓄もある程度できると思います。
この間に一人暮らしのペースをつかみ、保育士として充実した生活を送ってほしいと行われている支援です。